笠原工業常田館製糸場が重要文化財に

長野新幹線・下り線で上田駅に到着する直前、進行方向の右手に大きな5階建の白壁の建物、煙突などが見えてきます。

これが笠原工業常田館製糸場(1900年操業開始)です。

蚕糸業で栄えた信州上田を代表する製糸場の近代化産業遺産です。

かつて日本には多くの製糸工場がありましたが、現存する製糸工場は極めて少なく、笠原工業常田館製糸場の操業当時の建物群がまとまって残されています。

富岡製糸場と共に近代製糸工場の特色を今日に伝える近代化産業遺産です。

2012年11月、国の重要文化財に指定されることが決まりました。

(ミッチー)

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