長野県上田市にある笠原工業常田館製糸場は、かつて生糸を生産する工場でした。
その歴史的な建物群が重要文化財「旧常田館製糸場施設」となり、最初の春を迎えました。
春5月になり、新緑が芽生え、新緑はさらに色濃くなってきました。この時期がおそらく一年間の中で最も美しく製糸場の歴史遺産を眺められる時ではないかと思います。
長野新幹線の窓からがこの歴史遺産を一番よく眺めることができます。
明治・大正・昭和の蚕都上田の歴史がいまも息づいているような錯覚にとらわれます。
新幹線で上田を通過される際にはぜひ窓外の風景にも目をやってみてください。歴史的な製糸場の景観があなたの目の前に現れます!
(ミッチー)