富岡製糸場が世界遺産に登録されました。
ご存じの方も多いと思いますが、富岡製糸場と長野県のつながりは深く、
ここを残した片倉製糸は岡谷市が発祥の地ですし、
富岡で技術を習得した横田英が、松代に戻って六工社を設立し、広く技術を伝えました。
その後、群馬から岡谷へ繭を運ぶために信越線が通ったわけです。
詳しいことは専門の方に御願いしますが、
遺産登録に合わせて、24日に長野市松代町でギャラリートークが行われます。
お時間のある方、ぜひお出かけください。
製糸城下町松代
「六工社創業と富岡製糸場」
6月24日(火)午前10時~12 時
場所 松代まち歩きセンター伝承館
講師 丸山日出夫氏(長野県文化財保護指導委員)
参加費 無料
富岡製糸場を範として、松代で創業されたのが「六工社」。富岡で伝習工女として学び、「六工社」で製糸技術を指導した和田英が、のちに富岡での日々を『富岡日記』に綴っています。『富岡日記』をひもときながら、富岡製糸場と松代製糸業とのかかわりをさぐります。
主催:NPO法人夢空間松代のまちと心を育てる会
〒381-1231長野市松代町松代(伊勢町)577 TEL&FAX026-278-1277
7月から松代学講座も開かれ、富岡製糸場を取り上げるそうです。
このほかにも関連の出版が続々。
横田英(和田英)の「富岡日記」がちくま文庫から復刻されました。
こんな本も出ています。
「富岡製糸場と絹産業遺産群」
http://www.sinkan.jp/news/index_4777.html
これから行ってみたい方も、行った方も、歴史をより詳しくしるとさらに興味が高まります。