【終】駒ケ根シルクミュージアムで信州紬展

駒ケ根シルクミュージアムで、県内各地の紬を集めた「信州紬 信州を紡ぎ・信州を織る」展が開かれています。

館長の関さんから、写真を送っていただきました~

この展示は昨年信濃毎日新聞で掲載した連載「信州紬の里・人・しごと」をきっかけに、本物の質感や色彩、柄などを伝えようと企画されたものです。

「信州紬」一同に集め、展示してみていただけることができないかと考え、長野県織物工業組合理事長でもある久保田治秀氏にご相談したところ展示にご協力いただけることなり、実現することができたそうです。

関館長からはこんなごあいさつ文をいただきました。

全国の伝統的工芸品を紹介している「伝統的工芸品ハンドブック(2006、(財)伝統的工芸品産業振興会)」によりますと、伝統的な織物とされるものが北は北海道から南は沖縄まで各県、各地域に多数残っていることがわかります。
長野県にも「信州紬」があり、伝統的工芸品産業の振興に関する法律が昭和49年に施工され、その第一回の指定となる昭和50年に指定されているのです。
ところが、「結城紬」、「小千谷紬」、や「大島紬」などは、ある一定の地域で生産されているのに対し「信州紬」は長野県全体に散らばる地域、上田、松本、伊那、飯田などで生産される紬を総称しているのです。
従って歴史的にも地理的にも単一のもではなく、それぞれ別個のものといえるかもしれません。

今回、「信州紬」を代表する工房、織手さんから作品を提供して頂き展示をしておりますが、長野県、信州という内陸的な山国の風土がそれぞれの地域で染めや織りの中にどのように表現されているのかを展示作品から感じとっていただくことが出来ましたら幸いです。

名誉館長 岩下嘉光・館長 関 宏夫より

うーん、どれもステキですねえ。

信州紡ぎといっても、各地に特色があり、現代的な色遣いも工夫されていて、個性的なものも少なくありません。

実用的な紬ばかりでなく、訪問着もあります。

信州紬が一つの会場に集まるということはなかなかないので、ぜひご覧くださいませ。

私も夏休みに行ってみようと思っています。
8月20日までです!!!

会場の案内はこちら
ちなみに隣接するバイキングレストランがオススメです

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