以前にもお知らせしましたが、駒ケ根シルクミュージアムで「信州紬」の特別展が開かれています。
8月20日まで、あとわずかです!!!
ぎりぎになって、見に行ってきました。
現在の紬がみごとなのはもちろんですが、昔の縞帳や家で織った紬などが展示されていて、くず繭をあつめてつくった紬ってほんとうはこういうことなんだな、ということがよく分かりました。
地元の方がお母さんと作ったという紬がこれ。
格子ならともかく、これだけの絣を自分の家で染めて織っていたという技にびっくり。
繭を大事にして、規格外のものから真綿を取り、糸にして織り、家着にしていたんですよねえ。しみじみと感動してしまいました。
このほか、明治時代の縞帳もあります。
これはなんと13歳の女の子が持っていたものだそうで、すでに織り手として一人前だったのでしょうか。
ああ、いまの中学生は何というでしょうか???
このほか、美しい紬がたくさん展示されていますので、お時間みつけてぜひお出かけください。