信州はあちこちから花便りが聞こえてきて、まさに春爛漫。
桜だけでなく、梅も桃もモクレンも一斉に咲き出しました。
今日は着物でも春爛漫を少しご紹介。
14日に長野市のガレリア表参道では、桜のびょうぶを前に、お琴のミニコンサートが開かれました。
長野市在住の染織家、小山仁郎さんと、飯田市在住の銅版画家、今村由男さんの作品展でのこと。
小山さんの桜の着物を着て、各方面で活躍中の竹沢悦子さんが演奏してくださいました。
桜をモチーフとした着物や帯はたくさんあり、花が散る前には着るべきだとか、日本の花だから桜は一年中オッケーとかいろいろな説がありますが、やはり花の季節とともに着物を選ぶのがおしゃれかな、と思っています。
この日は外は満開、開場の中も桜が満開という雰囲気ですてきな演奏会となりました。
会場内には、小山さんの草木染友禅の振り袖もずらり。
こちらも春爛漫でした。
そして小山さんのミズバショウを描いた着物を着た方も~
まさに季節限定で、ものすごくおしゃれでした。
着物や帯の花を考えていると、季節の移り変わりに敏感になります。
そして、着物の沼にずぶずぶとはまっていくのであります。
だって、楽しいから。
当面の目標は季節の染め帯12カ月をそろえることですが…
ああ、どこまで深いのか着物沼(笑)
今年はへんな天気で、2回しか締められなかった桜の帯ちゃんをここにアップしておきます。
(べに)