春が遅い北信濃では、お雛さまを月遅れでお祝いします。
なので、今が雛祭りのまっさかり、なのです。
須坂市全体でも雛祭りイベントが行われておりますが、
とりわけ豪華で美しいのは、江戸時代から続く豪商田中本家博物館で飾られているおひなさま。
こういう小さなお道具もたのしいですよね。おままごとみたいで。
江戸からの雛人形が250点以上伝えられているそうで、今年はお人形とともに着物を組み合わせて展示しています。
大正時代の着物が多いようですが、いまでもきれいでかわいい。この色の組み合わせがなんともいえずうっとり。
子どもらしい愛らしさも感じられます。
田中本家では有名な婚礼衣装も展示中。
これは江戸時代の打掛。黒には鉄が使われているので、空気に触れているだけでも布地が傷んでいくそうで、写真とともに一部を展示中。
とても貴重なものです。
こちらも江戸時代の打掛。なんと豪華な刺しゅう!
こちら、時代は下りますが、青い打掛も珍しい。
今回は、館内の撮影が可能(ノーフラッシュですが)になりましたので、記憶にとどめることも、記録にとどめることも可能。
ぜひ見に行ってくださいませ。 4月2日までです。
田中本家博物館
http://www.tanakahonke.org/