普段にも着物を楽しみたい、気軽に着物でお出かけしたい、といった、比較的若い世代の着物ファンに人気の雑誌「七緒」で「須坂・小布施に着物旅」が紹介されています。パチパチ〜
ある町の織物は、この本で紹介されてから、ブレイクしたという着物ファン注目の本であります。
旅したのは作家の西加奈子さん。
まず訪れたのはこのブログでもたびたび登場する須坂クラシック美術館。
わが着物ネットのメンバーでもある学芸員がご案内したのです。そして、その学芸員は「とても可愛らしくて、少年のような初々しい 佇まいなのに、銘仙を指さすときや古民芸を見るときの眼差しに、 どきりとさせられる色香がある」 と書かれています。
彼女の特徴をぴたりと言い当てている、さすが作家さん。
でも、その学芸員の写真がないのはなぜでしょう?>七緒さん
(きっと、お客さんに見に行きたいと思わせるためにちがいない・・・)
気を取り直して、このほかに紹介されているのは、豪華な着物を伝える田中本家博物館。
続いて小布施を訪れて、小布施堂、岩松院、桝一市村酒造場。
知っている場所ばかりなのに、 写真で見るとものすごーく、素敵な場所に見えますね(笑)
そして西さんの文章が繊細で洒脱なのであります。
ぜひ買ってお読みください。
そして須坂クラシック美術館へ「色香のある」学芸員に会いにいってくださいませ。