小諸本町へ着物ミニショーを見に行き、着物で町歩きをしてきました。
浅間おろしがピューピューの小諸は寒い〜。
でも、北国街道小諸宿の面影が残る豪商の町は、風情があって素敵な町でした。
町歩きが楽しみだったのは、かつて日本の呉服の値段を決めるほど力があったという(?!)大和屋呉服店があると聞いていたから。
本町通りを着物姿の女性たちが寒さにも負けず(!)歩きました。
案内してくれたガイドさんに大和屋呉服店のことを尋ねると「県下有数、小諸一の豪商で、丁稚50人、蔵が18棟というお宅だったそうです。
長野の呉服屋さんで間に合わない品も、ここへ来れば間に合った。それだけ蔵に物が入っていたということですよね。中山晋平が丁稚奉公に来ていたこともあり、耐えきれずに逃げ帰らなければ立派なお店の旦那さんになっていたのでは」とのエピソードも聞きました。
でもって肝心のお店ですが、残念なことに昭和63年に店を閉じてしまい、跡地に長野銀行が建っていました。ただ、2棟残った蔵のひとつを分家の大和屋紙店がギャラリーにしているので、入ってみることができました。
なお、4人以上でこもろ観光ガイド協会(電話0267・22・0568)に申し込むと、無料でわかりやすく興味深い観光ガイドをしてもらえるとのことでお勧めですよ〜。
きた